■2015年1月10日
<朝>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×4)
◎マナテック AO 1錠
◎果物ジュース
<夜>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×4)
◎マナテック AO 1錠
◆ケイ素(シリシア)
11月から約2ヶ月もの間、足の調子が悪いと言って殆ど家から一歩も出なくなっていた親父だが、12月末から散歩を始めた途端、やたら元気になり、どんな寒い日でも自ら1時間以上散歩に行くようになった。
自分で調子が良くなっていくのを実感しているようである。
今では足の調子がどうのこうのなど一言も言わなくなった。
親父を見ていて良く分かったが、高齢者が1日中、趣味もなく家でダラダラと寝てばかりの生活を送っていると、一気に認知機能が低下する。
酷い日は、呂律が回っておらず、何を喋っているのかすら理解できなかった。
また、体全体の機能も一気に低下し、歩くのがやっとという状態になっていた。
ところが、散歩を始めた途端に、みるみる元気になり元の親父に戻った。
歩き方も喋り方も以前の状態に戻っている。
”歩く”という事が、どれだけ体全体の細胞を活性化し、認知機能までをもアップさせるのか良く分かった。
運動が脳に与える影響については、ネットに詳しく記載されているが、84歳の親父の場合、杖を持ってのスローな散歩であり、”有酸素運動”というレベルには達していないと思われるが、それでも、1日1時間の散歩の効果は目を見張るものがある。
親父の場合、散歩に行くのはいつも夕方であり、日によっては2時間以上も帰ってこない。
太田成男氏の著書『体が若くなる技術(ミトコンドリアを増やして健康になる)』にも記載されているが、”寒さ”と”空腹”を感じながら、1時間以上の散歩をする事で、ミトコンドリアが効率よく増えてきているのかもしれない。
さて、アルツハイマー型認知症(中等度)を発症している御袋の方だが、去年の8月、9月は、私が御袋を連れて公園へよく散歩に出掛けたのだが、出来る事なら親父と御袋の二人で散歩に行ってくれたらなぁとずっと思っていた。
ようやく、それが実現し、土曜、日曜と2日連続で、二人で公園へ散歩に行ってくれた。
本日も散歩から帰った後は、親父も御袋も認知機能は明らかにアップしていた。
食事やサプリも重要だが、散歩が認知機能を著しく高めるのを目の当たりにし、これほど簡単でお金の掛からない認知機能をアップさせる方法があったのかと正直、驚いている。
そう言えば ・・・
フェルガードを処方して頂いている病院の看護婦さんのお母さんも、毎日2時間の散歩をしており、認知症の症状は、”現状維持ではなく改善していってる” というのを思い出した。
親父の場合は、認知症を発症するか否かの危険ゾーンに突入しており、御袋の場合は、既にアルツハイマー型認知症(中等度)を発症しているが、散歩による認知機能の改善効果は間違いなくある。
認知症が進行して”徘徊”をするようになると、どうなるのか・・・
”徘徊”=散歩(運動) であり、認知機能を高める効果はないのか?
という疑問が生じるが、”徘徊”をするようになるまで進行してしまうと、散歩(運動)による効果など、もはや意味が無いのかもしれない。
つまり、末期になればなるほど、”打つ手”は無くなっていくという事になる。
認知症の発症を早期発見する事の重要性は、正にここにあり、1日も早く適切な処置を開始する事で、”末期”が来る日を、限りなく(願わくば未来永劫)遅延させる事にある ~ と考えたい。