危険な副作用を伴う”薬”を一切服用せず、サプリメント、運動療法、音楽療法、入浴療法、食事療法等で認知症の改善を目指すブログ

フェルガード

<目次>

1.フェルガードの購入に関して

(1)安心・安全なフェルガードの購入方法
(2)やってはいけないフェルガードの購入方法
(3)買ってはいけない旧フェルガード
(4)他社のフェルラ酸サプリメントとの比較

2.フェルガードの摂取に関して

(1)フェルガードが処方可能な(効果が期待できる)疾患
(2)フェルガードの摂取例(様子見 ⇒ 増量 ⇒ 強化)
(3)最も効果のある飲み方

3.原材料の産地、検査等に関して

4.フェルガードBに関して

(1)効果
(2)原材料

 

 

1.フェルガードの購入に関して

(1)安心・安全なフェルガードの購入方法
< 正規ルート >

以前はネットで気軽に購入できたフェルガードだが、製造元であるグロービア社のポリシー(※)により2015年12月現在においては、フェルガードは以下の2通りの方法でしか購入できない。

(※)「患者及び家族と頻繁に接し情報交換している医師が、フェルガードをきちんと理解したうえで適切な医療の一環としてフェルガードを利用頂きたい」 というもの。

気軽にネットで購入できた頃と比べると、新規で購入を検討されている方にとっては心理的なハードルが高くなっている様に思える。

 

購入方法1:病院で処方して貰う

ネックなのは、フェルガードを知らない医師、或いはサプリメントというだけで馬鹿にして処方しない医師が多い事である。

今まで通っていた病院で処方して貰う事ができればベストだが、それが叶わない場合は、グロービア社のHPにある「フェルガードを相談できる医療機関」で病院を検索する事になる。

但し、ここに載っている病院のリストは、あくまで”フェルガードの納品実績がある病院”というだけであり、その病院で受診すれば、全ての医師がフェルガードについて熟知しており、患者の病状に応じて適切なフェルガードの処方をしてくれる訳ではない。

医師が1名しかいない小さな病院であれば大丈夫かもしれないが、複数の医師がいる病院では、医師によってはフェルガードの事など全く知らないという場合もある。

実際、私が「フェルガードを相談できる医療機関」に載っていた病院で受診した時がそうであった。

初診時の医師は、フェルガードについて理解しておられたが、2回目に受診した時の医師は、フェルガードの事を全く知らなかった。

なので、もし可能であるならば、受診したい病院に事前連絡し、フェルガードを処方して頂きたい旨を説明し、フェルガードに対する知識と理解のある医師に診察して頂けるようにするのが無難である。

でないと、フェルガードを処方して貰うために受診したのに、処方されたのはアリセプト(ドネペジル)というのでは話にならない。

 

購入方法2:グロービア社に連絡し、直接購入する

かかりつけの医師がフェルガードを処方してくれない、或いは体が不自由なため病院に行く事ができない等、病院でフェルガードを処方してもらえない理由はいくらでもある。

その様な場合は、グロービア社に連絡すれば、アドバイザーが相談に乗ってくれ、顧問医師と相談のうえ患者の症状に合わせて適切なフェルガードを処方してくれる。

尚、グロービア社のHP上に 『フェルガードMSシリーズ購入』という画面があり、ご紹介医師名、登録番号を入力してログインするようになっているが、これだけでは良く分からないし、正直、この画面を見た瞬間に購入を諦めた方も多いのではないだろうか?

これらについても、電話やメールでグロービア社に問い合わせれば親切丁寧に説明してくれる。

 

(2)やってはいけないフェルガードの購入方法

フェルガードを楽天やアマゾン等のネットで購入するのは危険(既に偽物が出回っている模様)なので絶対にヤメた方が良い。

本物を格安で購入できる場合があるかもしれないが、本物と偽物の区別が困難である以上、正規ルートでの購入が鉄則である。

認知症は進行する病気である。

偽物と知らずに飲み続けるような”時間の浪費”があってはならない。

 

(3)買ってはいけない旧フェルガード

買ってはいけない旧フェルガードとは、「フェルガード100」 と 「NEWフェルガード」の事である。

<旧フェルガード>
◎フェルガード100 (⇒  が付いていない)
◎NEWフェルガード (⇒ LA が付いていない)

<新フェルガード>
◎フェルガード100Mハーフ
◎フェルガード100 (粒タイプもあり)
◎NEWフェルガードLA (粒タイプもあり)
◎フェルガードB

 

<旧フェルガードを買ってはいけない理由>

(理由1)有効成分の1つであるフェルラ酸の血中濃度がゼロになるまでの時間が異なる

新フェルガードでは、フェルラ酸100mgのうち20mgをトウモロコシ由来のγ-シクロデキストリン(環状オリゴ糖)でナノカプセル化されており、環状オリゴ糖に包まれたフェルラ酸が出てくるのに時間を要するように設計されている。

これにより、フェルラ酸の血中濃度がゼロになるまでの時間は旧フェルガードでは6時間なのに対し、新フェルガードでは12時間となっている。

認知症対策としてフェルガードを摂取する場合、有効成分の脳内濃度がゼロの状態を長引かせるのは好ましくない。

BBB(血液脳関門)を透過し、目標である脳に到達した有効成分が脳内に滞在し作用し代謝され排泄されるまでの時間(脳内濃度がゼロになるまでの時間)については、グロービア社にデータが無い。

よって、有効成分の脳内濃度がゼロの状態になるのを回避するには、有効成分を脳へ届け続ける必要があり、その為には有効成分の血中濃度がゼロになる状態を回避する必要がある。

旧フェルガードでは1日に4回(6時間間隔で)摂取しなければ血中濃度がゼロになる状態を回避できない。

既に認知症を発症している方の場合、薬やサプリを忘れずに飲むという事自体が極めて困難であり、介護者(家族)が飲ませるとしても、6時間間隔となると介護者の生活に支障をきたす可能性がある。

新フェルガードでは、1日に2回(12時間間隔で)摂取すれば良く、介護者(家族)が朝に飲ませて、仕事から帰って夜に飲ませるといった事が可能になる。

尚、我が家では、アルツハイマー型認知症(中等度:要介護2)の御袋に対して、休日は概ね12時間間隔で摂取させているが、平日は17時間も摂取できない状態が出来てしまうものの、休日と平日で目に見えるような認知機能の差はないので、あまり神経質に考える必要は無いと思われる。

 

<グロービア社へのQ&A>

Q1) HPに掲載されているグラフは、被験者の方が100mgのフェルラ酸を飲用した後のフェルラ酸の血中濃度の時間推移グラフとの事ですが、もう一つの有効成分であるガーデンアンゼリカのデータが無いのは何故でしょうか?

(A1) ガーデンアンゼリカは根の抽出物(エキス)でございまして、様々な有用成分が複合的に働いて作用しているものと思われます。漢方で使われる生薬とは、そのようなものが多いのが現実でございます。

ガーデンアンゼリカは、和名がセイヨウトウキですので、日本では食品扱いではありますが漢方に近いものと認識しております。

ですので血中濃度を測る指標が難しいためデータがございません。ご理解頂けましたら幸いです。

(Q2) (Q1)と同様に、フェルガードBの有効成分(バコパモニエラ)のデータがないのは何故でしょうか?

(Q2) バコパモニエラに関してもガーデンアンゼリカと同様に考えております。

 

(理由2)有効成分の1つであるフェルラ酸の脳への移行量が異なる

新フェルガードでは、フェルラ酸100mgのうち20mgをトウモロコシ由来のγ-シクロデキストリン(環状オリゴ糖)でナノカプセル化されている。

ナノカプセル化されたフェルラ酸は、ナノカプセル化されていないフェルラ酸よりもBBB透過性が高いため、同じ量のフェルラ酸を摂取した場合、脳へ届くフェルラ酸の量は、旧フェルガードよりも新フェルガードの方が多くなる。これについてはグロービア社にも確認済みである)

但し、これらを比較したデータは存在しないため、どれだけの違いがあるかは不明である。

 

<グロービア社へのQ&A>

(Q1) 血中濃度のピーク値を高くしつつ、血中に滞在する時間も長くするという2つの目的を達成するためにγシクロデキストリンでの抱接比率を20%にされたと推察いたしますが、残りの80%のフェルラ酸(フリー)のBBB透過率が悪いのであれば、現在のフェルガードはベストな設計とは言えないのではないでしょうか?

(A1) 私どもも包接比率をもう少し上げたいと思っておりますが、最大のネックはコストです。γシクロデキストリンで包接することは非常にコストがかかります。

比率を上げるとするならば、どうしても価格を上げざるを得なくなります。私どもは常にご利用者様から価格を下げてほしいという要望を受けております。コストと機能を勘案して現状では包接比率が20%となっております。

(Q2) ガーデンアンゼリカ、バコパモニエラをナノカプセル化していないのは何故ですか?

(A2) コストと勘案して包接するメリットが現時点で見いだせていないからでございます。

 

(理由3)2015年12月現在においては、旧フェルガードは賞味期限が切れている

フェルガードの製造元である株式会社グロービアのホームページには以下の記載がある。

『Newフェルガード®及びフェルガード®100終売のお知らせ』

◆NEWフェルガード ~ 2013年 9月30日に製品の供給を終了

◆フェルガード100 ~ 2013年11月29日に製品の供給を終了

グロービア社に確認したところ、フェルガードの賞味期限は2年間である。

よって、この記事を書いている2015年12月において、ネットで販売されている「フェルガード100」と「NEWフェルガード」は賞味期限が切れている事になる。

尚、”大人の事情”により、供給終了後にも実は供給されているのでは?と思い、グロービア社に確認したところ完全否定された。

つまり、ネットで購入可能な旧フェルガードは2015年12月以降は買ってはならない製品という事になる。

 

(4)他社のフェルラ酸サプリメントとの比較

2015年現在、フェルラ酸をベースにしたサプリメントは、日本、海外を含めて多数販売されているが、どのサプリが最も安価で効果が望めるのか?

正直、グロービア社のフェルガードは価格が高い。

と言うよりも、日本のサプリは高すぎるのである。

しかしながら、臨床試験が実施され複数の論文が発表された安全性の高い実績のあるサプリメントとなると、「ANM176」、「フェルガード」の2つに絞られる。

では、「ANM176」と「フェルガード」、果たしてどちらの製品が良いのだろうか?

 

■「ANM176」と「フェルガード」の比較

<1> 有効成分の比率

ANM176との比較

「ANM176」は1種類しかないのに対し、フェルガードはGaの比率が3種類あり、Gaによる興奮などの副作用が出た場合に対応可能となっている。

Ga系のフェルガード以外にも、フェルガードBという選択肢があるのも心強い。

 

<2> フェルラ酸の”血中での滞在時間”と”脳への移行量”

既に記載した通り、フェルガードではフェルラ酸100mgのうち20mgをトウモロコシ由来のγ-シクロデキストリン(環状オリゴ糖)でナノカプセル化されており、”血中での滞在時間”と”脳への移行量”はフェルガードが優っていると思われる。

結論

2015年現時点においては、フェルガードが優っていると思われる。

患者目線で開発に取り組んできたグロービア社の勝利といったところか。

 

 

2.フェルガードの摂取に関して

 (1)フェルガードが処方可能な(効果が期待できる)疾患

 グロービア社に確認したところ、日本で最もフェルガードを処方されている医師は、名古屋フォレストクリニックの河野和彦医師との回答を得た。

河野和彦医師がフェルガードを処方されている疾患は『臨床認知症学(河野和彦著)』にも詳しく記載されており、その一部を記載させて頂く。

・アルツハイマー型認知症(ATD)
・レビー小体型認知症(DLB)
・前頭側頭葉変性症(FTLD)
・ピック病
・レビー・ピック複合(LPC)
・パーキンソン病(PD)
・認知症を伴うパーキンソン病(PDD)
・意味性認知症(SD)
・脳血管性認知症(VD)
・正常圧水頭症(NPH)
・石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)
・神経原線維変化型老年期認知症(SD-NFT)
・進行性核上性麻痺(PSP)
・大脳皮質基底核変性症(CBD)
・統合失調症
・自閉症スペクトラム障害
・注意欠陥
・多動性障害
・辺縁系脳炎後遺症

誰もが知っている疾患から聞いたことも無いような疾患まで、適応疾患は多岐にわたる。

また、10代前半の少女にも処方(著明に改善)されており、著書の中で以下のように述べられている。

フェルガードは長期的な摂取によっても健康被害の報告はないため将来のある本例のような患者に対しても安心して推奨できる点もメリットと言えるでしょう。」

尚、患者の病状に合わせた処方の詳細については、『ドクターコウノの認知症ブログ』にも掲載されているが、フェルガードに関する詳細情報を求めるならば、『臨床認知症学(河野和彦著)』がオススメである。

500ページを越える1冊8000円の医学書だが、医師でなくとも非常に読みやすく苦にならない。

但し、内容が濃すぎて読み飛ばせるページが無いため、素人が読破するには相当な時間を要する。

1冊1500円程度の認知症に関する書籍を5~6冊購入するよりも、先ずはこの1冊を熟読した方が実践に役立つ情報が多く勉強になるハズである。

 

(2)フェルガードの摂取例(様子見 ⇒ 増量 ⇒ 強化)

患者の病状に合わせて適切なフェルガードの処方をしてくれる医師に診察して頂ければ別だが、そうでない場合は、ガーデンアンゼリカによる副作用で病状が一気に悪化するような事がないように、慎重に摂取する事が望ましい。

以下に、アルツハイマー型認知症(中等度:要介護2)の御袋に対して、陰性症状(無気力・無関心状態)を改善させるために行った摂取方法を、様子見 ⇒ 増量 ⇒ 強化 という3段階に分けて説明する。

尚、実際には下記の9ステップ以外にも色々と試しており、この様な綺麗な流れでは実施できていないので、日々のブログにおける摂取内容とは完全にリンクはしない。

 

<1> 様子見

ステップ12

ガーデンアンゼリカ比率の最も低い 「フェルガード100Mハーフ」 を1日1包で様子を見て、問題なければ1日2包で様子を見る。

ここでガーデンアンゼリカによる副作用(興奮、下痢、頻尿等)が出る方は極めて稀だが、もしも副作用が出た場合は、1回の摂取量を1包の半分以下に減らすか、フェルガードBを試す事になる。

フェルガードBでも副作用が出た場合は、2015年現在においては、フェルガードの摂取を断念せざるを得ない。

尚、ステップ2でも副作用が無い事が分かれば、この状態を続ける事にメリットはないので次のステップへ移行する事になる。

仮に、ステップ2で何らかの改善があった場合、”増量は少しでも先延ばしにしたい”と考えがちだが、1日も早く患者の現在の病状に最適な処方に辿り着く事が望ましい為、速やかに次のステップへ移行する。

(副作用が無い限り、フェルガード100Mハーフは弱すぎるという事である)

我が家では”様子見”の期間が随分と長くなってしまったが、1~2週間もあれば十分と思われる。

 

<2> 増量

ステップ345

ーデンアンゼリカ比率の高い 「フェルガード100M」 へと移行した後も、副作用が出ないか様子を見ながらの増量が基本となる。

万一、副作用が出た場合は、副作用が出ない摂取パターンに戻す必要がある。

効果があった場合、その後の摂取方法は2通りある。

① そのステップを継続し、効果が無くなってから次のステップへ移行する。

② 副作用が出ないのを見極め次第、より効果の期待できる次のステップへ移行する。

ステップ3以降は、どちらが正解とは言えない部分があり、患者の病状に応じて判断するしかない。

また、ガーデンアンゼリカは”覚醒・興奮系”なので、夜の摂取量は控える、或いは、早めに摂取する事が基本とされており、例えばステップ5の場合、朝3包、夜1包とした方が良い方もおられるハズである。

個人差があるので、様子を見ながら調整して頂きたい。

尚、河野和彦医師が多くの疾患に処方されているのがステップ3であり、病状に応じてフェルガード100Mの増量やNEWフェルガードの投入をされている。

 

<3> 強化

ステップ6789

ステップ5で副作用がなく、効果が感じられない場合は、NEWフェルガードLAを投入する事になる。

尚、摂取量の上限についてだが、グロービア社に確認したところ、以下の回答を得た。

「あくまで食品で特に上限はございませんが、フェルガードを認知症患者様に最もお使い頂いている名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生によりますと、ある程度までは容量依存的に効果のあるもののそこから先はそう言い切れないとおっしゃっています。1日6包、すなわちフェルラ酸量で600mgを上限にするのが良いそうです」

吸収しきれないフェルラ酸は体外に排出されてしまいますので、飲まれるフェルラ酸の量が多ければ多いほど良いと一概に申し上げる事は出来ません。患者様にフェルガードを飲んでいただき、良い変化が現れるちょうど良い量をご家族の方に判断して頂ければと思います」

 

この情報を元に、最終ステップ(ステップ9)も6包としているが、経口摂取後の有効成分の血中への移行率、BBB透過率、脳内における代謝、排泄能には個人差があり、全ての方にとって6包が上限とは限らない。

4包が上限の方もおられるだろうし、10包が上限の方もおられるだろう。

なので、”6包”はあくまで目安と考えて頂きたい。

 

尚、ガーデンアンゼリカ系のフェルガードでは効果が無くてもフェルガードBで効果がある場合もあるし、ガーデンアンゼリカ系のフェルガードとフェルガードBを併用しても構わない。

飲まれる方にとって最も効果があり、コストパフォーマンスの高い摂取パターンを見つけて頂きたい。

 

<★★★ 注意事項 ★★

認知症は進行・合併する疾患であり、病状は変化していく。
(単に重度になるという意味ではない)

よって、フェルガードの処方においても、その方にとっての”最適な摂取パターン”は変化するものと考え、増量だけでなく、場合によっては減量も必要と認識して頂きたい。

大事なのは、今の病状に合う処方をするという事である。

 

(3)最も効果のある飲み方

例えば、1日に摂取する量を 「フェルガード100M×6包」 と設定した場合、どの様な飲み方が最も効果があるのだろうか?

以下のグラフは、グロービア社のHPに掲載されているもので、被験者が100mgのフェルラ酸を飲用した後のフェルラ酸の血中濃度の時間推移である。

グロービア血中濃度推移グラフ

このグラフから想定される効果的な飲み方は以下の2通りである。

<1> フェルラ酸の血中濃度がゼロに近づくのを回避する。
 ⇒ 要するに、コマメに摂取し続けるという事である。

<2> フェルラ酸の血中濃度のピーク値を高くする。
 ⇒ 要するに、1回の摂取量を増やすという事である。

これら2通りの考え方から以下の4パターンの摂取方法について検討・検証した。

 

■摂取パターン1

図1

【図1】は、フェルラ酸100mgを4時間間隔で摂取した場合のフェルラ酸の血中濃度の時間推移イメージである。

グロービア社のHPに掲載されている図(フェルラ酸100mgを飲用した後の血中濃度の時間推移)をベースに簡略化したものと考えて頂きたい。

尚、4時間間隔での摂取はさすがに非現実的なので、実際には試していない。

 

■摂取パターン2

図2

【図2】は、フェルラ酸200mgと100mgを6時間間隔で摂取した場合のフェルラ酸の血中濃度の時間推移イメージである。

これについては、アルツハイマー型認知症(中等度:要介護2)の御袋で試してみたが、コマメに摂取する事で、フェルラ酸の血中濃度がゼロに近づく状態を回避する事による効果は全く感じられなかった。

尚、厳密には、100M 6包を 2⇒1⇒2⇒1 と綺麗に摂取したわけではなく、100M と NEW・LA を混合で、1日4回に分けての摂取である。

 

■摂取パターン3

図3

【図3】は、フェルラ酸200mgを8時間間隔で摂取した場合のフェルラ酸の血中濃度の時間推移イメージである。

朝、昼、夜と、おおよそ8時間間隔で摂取するという方法であり、最も多く試した摂取方法ではあるが、この摂取方法についても、効果は感じられなかった。

 

■摂取パターン4

図4

【図4】は、フェルラ酸300mgを12時間間隔で摂取した場合のフェルラ酸の血中濃度の時間推移イメージである。

アルツハイマー型認知症(中等度:要介護2)の御袋が、フェルガードを15ヶ月間、摂取した中で、最も効果のあった摂取方法がこのパターンである。

 

<結論>

1日の摂取量を決めたなら、摂取回数を増やして分散させるよりも、朝・夜の2回で摂取した方が効果が高かった。

つまり、血中濃度のピーク値を高くする摂取方法の方が効果が高くなるという事である。

尚、朝⇒夜 の摂取量を、6⇒0 とする摂取方法は、フェルラ酸の血中濃度がゼロの状態が長くなるので実施していない。

また、朝⇒夜 の摂取量を、3⇒3 ではなく、4⇒2、5⇒1 とする方法も実施はしていないが、より効果的であるかもしれない。

 

<グロービア社へのQ&A>

(Q1) フェルガード100Mを1日6包摂取した場合、認知機能の改善効果が ①>② となるのは、血中濃度のピーク値が①の方が高いからでしょうか?

また、③の場合は、血中濃度のピーク値が最も低くなるため、効果も最も低くなると思われますが、御社の考えをお聞かせ下さい。

① 12時間間隔 3包⇒3包
②  8時間間隔 2包⇒2包⇒2包
③  4時間間隔 1包⇒1包⇒1包⇒1包⇒1包⇒1包

(A1) フェルラ酸の血中濃度と症状の改善についての因果関係に関して、試験等を行っておりませんので不明です。

介護する周りの方にとって最も負担が軽くなるフェルガードの量、飲んで頂くタイミングがあるのであれば、介護する周りの方の判断で飲んで頂く事をお勧め致します。

 

<補足>

ここでいう”効果”とは、短期スパンで見た場合における認知機能の改善効果を指しており、主にアセチルコリンの強化によるものと思われ、長期スパンで見た場合における神経保護作用や神経新生促進作用への効果(即ち、認知機能の低下を遅延させる効果)までもが、摂取方法によって影響を受けるのか否かについては分からない。

 

<ガーデンアンゼリカによる副作用がある方の場合>

上記の摂取方法は、副作用の無い方にとっての効果的な飲み方と言えるが、副作用のあった方の場合は、1回の摂取量を減らし、1日の摂取回数を増やす血中濃度のピーク値が高くならない飲み方が良いと考えられる。

 

 

3.原材料の産地、検査等に関して

 (Q1) 「フェルラ酸の原料である米ぬか」は、どこの国のものでしょうか? 複数の国のものを使っているならば、国名と、その使用比率についてもご教示ください。

(A1) 米ぬか原油として流通しており、残念ながら明確に産地がどこの物かというのは現状では分からない構造になっております。しかし、急性毒性検査、細菌を用いる復帰突然変異試験など安全性に関しては、可能な限り努めております。

(Q2) 「ガーデンアンゼリカ」、「バコパモニエラ」についてもご教示ください。

(A2) ガーデンアンゼリカはスペインから、バコパモニエラはインドから輸入しております。

(Q3) 上記3成分に関する農薬残留検査はどのように行っておられますでしょうか?

(A3) フェルラ酸の原料となる米ぬかは、すべてが無農薬の米ぬかを使用しているわけではありませんが、原料の時点で残留農薬が基準値を超えたものはありません。

また製造工程で純度98%以上のフェルラ酸のみを精製しておりますので、最終製品での残留農薬は公的機関分析により検出されておりません。

ガーデンアンゼリカとバコパモニエラに関しても残留農薬の基準値を超えたものは使用しておりません。

(Q4) フェルラ酸包接体は”トウモロコシ由来”とありますが、これはアメリカ産(遺伝子組み換え)でしょうか?

(A4) シクロデキストリンを製造している会社から、以下のとおり回答をいただいております。

「シクロデキストリン製品を分析し、遺伝子組換ある無しに関わらず如何なるDNAも弊社製品から検出できないことを確認しております。」

 

 

4.フェルガードBに関して

 (1)効果

ガーデンアンゼリカ系のフェルガードが主力製品的な扱いになっている事も影響しているのか、フェルガードB(バコパモニエラ)に関する情報は非常に少ない。

グロービア社から郵送して頂いた資料から一部抜粋させて頂く。

バコパ・モニエラの有効成分はバコサイドA&Bと呼ばれるテルペノイドサポニンです。

バコサイドには、脳内のアセチルコリンエステラーゼの活性を抑制する効果、抗酸化活性を高める効果が認められています。

また、脳神経の細胞が再生するときに働くリン酸化酵素を助ける働きがあるとも言われています。

バコパ・モニエラには、バコパサイドの他にも脳内の血流を活発にするフラボノイドや、効果の高い少量のアルカロイド、ステロールなどが含まれており、これらの成分の相互作用により、効果的な作用が発現されるのです。

また、メールで回答いただいた内容は以下の通りである。

フェルガードBはガーデンアンゼリカの代わりにバコパモニエラというインドの伝統医学で利用されてきたハーブが入っています。

これは、抗不安・抗鬱作用のほか、記憶力向上が期待されるため、特にその症状を軽減させる目的の方に飲んでいただいています。

またガーデンアンゼリカに対して敏感に反応される方も飲んでいただいています。興奮症状を抑えるときにも使用されます。

安全性に関しては、毒性・中毒性の試験は、動物実験で実施して確認しています。甲状腺疾患の方やチトクロームP450を飲んでいる方は、危険性が示唆されていますので避けられた方がよいでしょう。

その他適切な処方で使用する場合は安全性が示唆されています。

今まで、フェルガードBで重篤な副作用の報告はありませんが、ご心配なようでしたら、医師にご相談の上召し上がり下さい。

 

いつの記事だったかは覚えていないが、ドクターコウノの認知症ブログにおいて、歩くことが出来なくなっていた認知症の方が、フェルガードBの摂取により歩けるようになった事に対して、「インド伝承医学に神の存在を感じる」 と書かれていた事が忘れられない。

また、インドでは子供の頃からバコパモニエラを普通に摂取しているようで、安全性については折り紙つきと言える。

インド人に認知症が少ないのはカレー(クルクミン)を食べているからだとよく言われているが、バコパモニエラ等のハーブを子供の頃から摂取している事も大きいのではないだろうか。

 

尚、私自身がフェルガードBを1日1包×2週間摂取した際に感じた効果は次の2点である。

① 目の疲れが軽減した

仕事上、1日中パソコンの画面を見ている日が多く、酷い日は1日に10回以上も目薬を差していたのだが、差す回数が半分以下に減った。

② 寝れるようになった

ほんの2年程前までは、目覚まし時計に叩き起されても、「あと10分だけ・・・」と、そこから熟睡できていたのが、最近は夜中の2時や3時に目が覚めると、そこから一睡もできない事が多くなっていた。

睡眠が浅い状態が続くとアミロイドβが溜まりやすくなり、アミロイドβが溜まると睡眠が浅くなるという負のスパイラルに恐怖していたのだが、フェルガードBを飲み始めてから、夜中に目覚めても、また寝れるようになったし、以前の様に休日は朝の7時や8時まで寝れる事が多くなった。

ガーデンアンゼリカ系のフェルガードは、100Mハーフ、100M、NEW・LA全て試してみたが、私には何の効果も感じられなかったが、フェルガードBは飲み始めて直ぐに効果を体感できた。

 

尚、アルツハイマー型認知症(中等度:要介護2)の御袋の場合、ガーデンアンゼリカ系のフェルガードが非常に体に合っており、フェルガードBは摂取してこなかったのだが、2015年8月から散発的な摂取を開始しており、こちらについては、日々のブログにて公開する。

 

(2)原材料

ガーデンアンゼリカ系のフェルガードとフェルガードBの原材料名を比較すると、フェルラ酸以外の有効成分が”ガーデンアンゼリカ”から”バコパモニエラ”になっている点以外にも、相違点が多い。

気になった相違点に関して、グロービア社に質問し回答を頂いたので以下に記載する。

 

(Q1) クエン酸を入れてある理由をご教示ください。

(A1) バコパモニエラ特有の苦みを緩和するためです。

(Q2) ステビアを入れてある理由をご教示ください。

(A2) 口当たりを良くするための甘味料として使用しています。

(Q3) 緑茶抽出物を入れてある理由をご教示ください。

(A3) フェルガードBに含まれる緑茶抽出物(エピガロカテキンガレート)には、抗酸化作用が期待されています。

その他コレステロール低下、ガン抑制などの効果も期待できると報告されています。

また、従来のフェルガードに関しましては、緑茶抽出物は含まれておりませんが、同じように抗酸化作用が期待されるビタミンEが含まれています。

ビタミンEを配合した状態で、臨床試験等を行い、皆様に効果を実感していただいておりますので、同じ製品のままで成分の変更ができません。

(Q4) ビタミンE含有植物油が入っていない理由をご教示ください。

(A4) フェルガードBにはビタミンEと同じように抗酸化が期待される緑茶抽出物を入れたためビタミンE含有植物油は含まれておりません。

(Q5) 添加物である香料を入れた理由、香料の詳細、安全性についてご教示ください。

(A5) フェルガードBの香料は、製品の味を調えるために、いろいろある香料の中でバコパモニエラに合う レモンミクロン H-80662 を選びました。

成分は、香料ベース(天然香料基原物質リスト記載香料:レモン)、アラビアガム(主原料:アカシア)、食品素材のデキストリン(主原料:キャッサバ・甘藷)です。

安全性については厚生労働省の添加物リストに記載されている食品添加物になります。

このリストに記載されるまでには厳しい安全性を確認した上で許可されますのである意味、食品よりもはるかに厳しい基準をクリアしております。

 

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