■2015年6月22日(月曜)
<朝>
◎NEWフェルガードLA(×2包)
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×4)
◎マナテック(パウダー)
◎DHA&EPA&PS&レシチン3錠
◎イチョウ葉 1錠
◎高齢人参 1錠
◎生ローヤルゼリー(山田養蜂堂)
◎果物ジュース
<夜>
◎NEWフェルガードLA(×2包)
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎生ローヤルゼリー(山田養蜂堂)
◆ケイ素(シリシア)
◆水素水
2014年8月12日 ~
風邪で体調を崩し、38度の高熱で1日中寝たきり状態になったのをキッカケに、御袋は認知症を発症した。
病院で処方された風邪薬を飲ませて、ようやく熱が下がった時には、既に御袋は別人のようになっていた。
無気力・無関心状態で、1日中、渋い顔をして何もしようとしない。
虚ろな目で私を見つめる変わり果てた御袋の姿を、今でも私は鮮明に覚えている。
『アルツハイマー型認知症』という診断に対しては、ある程度、覚悟は出来ていたものの、”既に中等度まで進行している”という事実は受け入れがたいものがあり、改めて『死の宣告』を受けたようであった。
当時の私には、認知症に対する知識など当然なく、信じられない事ではあるが、”風邪で高熱を出して寝込んだ事”がキッカケとなり認知症を発症したのだと思っていた。
間違ってはいないのだが、御袋の認知機能を急激に低下させた直接的要因は、私が飲ませた風邪薬である。
元々、アセチルコリンが著しく減少していたであろう御袋の脳内において、風邪薬の抗コリン作用によりアセチルコリンの枯渇を招いた結果、今までは同じ屋根の下に住んでいる私が気付かなかった御袋の認知症が、誰の目にも明らかなレベルへと移行したのである。
要するに、既に御袋が認知症を発症している事を、私が見抜けなかっただけの事であり、風邪薬の抗コリン作用により症状が急激に悪化して初めて、御袋の認知症が表面化したのである。
もし、あの時、御袋が風邪で寝込んでいなかったら、御袋の認知症に気付くのが、あと何ヶ月も遅れたに違いない。
尚、抗コリン作用を持つ薬剤は非常に多く、風邪薬に限ったものではない為、我が家では”薬”と呼ばれるものは全て破棄した。
このような経緯から、”風邪”に対しては、私自身、少々、神経質になっている。
2015年6月22日 ~
夜9時に仕事から帰ると、疲れた顔で親父が言った。
父:「わしの風邪うつったみたいでなぁ、おっかさん、寝てるわ」
3Fの御袋の部屋へ様子を見に行くと、ベッドで寝てはいたものの、以外と元気そうで安心した。
ふと、ゴミ箱を見ると、アイスクリームの袋が山のように捨ててある。
バナナの皮も2本分。
どう考えても糖質の取りすぎである。
アイスクリームの残りを確かめるため、2Fの台所の冷凍庫を開けると・・・
1本も無い!
昨日の夜、10本以上あったのに・・・
そう言えば、ちょっと前にも、タニタのプリン6個を一気に食べていたし、どうも、甘いものを一気に食べるクセがある。
一瞬、”ピック病”という言葉が脳裏をよぎった。
『医者を選べば認知症は良くなる!(河野和彦著)』
より引用させていただくと、ピック病の主な症状は以下のようになっている。
・甘いものを猛烈に好む。
・散髪や入浴をしない。
・掃除をしない。
・楽しい場面でないのに笑う。
・突拍子もない行動をとる。
・無愛想。
・能面のような顔つきになる。
・スイッチが入ったように急に怒る。
・喋らなくなる。
・指をしゃぶる。
・長いものを吸おうとする。
・人まねをし、オウム返しで返事する。
・食べられないものを口にする。
・食べ物をかきこんで食べる。
・同じ字を書き続けたり、同じ言葉を繰り返し言ったりする。
・万引きをする。
・盗み食いをする。
・相手の言葉が理解できない。
御袋に該当するのは3点のみであり、これら以外は該当する項目がないので、まぁ大丈夫だろう。
ただ、アルツハイマー型認知症の御袋の場合、自分が何を食べたかを覚えておく事が困難なため、ストックがあれば際限なく食べてしまう恐れがある。
今後は、アイスクリーム等の甘いものをストックしておく事は避けた方がよさそうである。