本日、ドクターコウノの認知症セミナーに初めて参加させて頂いた。

場所:ウィルあいち・愛知県女性総合センター

日時:2015年10月10日(15:00~)

 

私は目が悪いので最前列に座りたかったのと、先生の新しい著書 『コウノメソッド流 臨床認知症学』 を購入したかったので、10番までに並ぶ必要があった。

尼崎講演会で用意されたのは10冊とブログに書かれていた為である。

新幹線とタクシーに乗って会場に着いたのは1時15分だった。

さすがに早すぎたようで、関係者がまだ準備をしている。

 

で、早速、『コウノメソッド流 臨床認知症学』 を購入したい旨を伝えたが、ここでは営利目的の販売は出来ない為、本は用意していないとの事。

ガッカリである。

 

15:00 ~

ようやくセミナーが始まった。

最前列に座れたため、先生の顔もバッチリ見える。

先生の生の声を聞くのは初めてだったが、この先生、認知症を治すのと同じくらい、人を笑わす事にもプロ意識をもっておられるようで、会場は終始、笑いに満ち溢れていた。

出席者は、介護職の方、認知症の家族を介護されている方などがメインであり、少しでも介護者の心を明るくしてあげようとの配慮からだろう。

(単に、人を笑わせるのが好きなだけなのかもしれないが ・・・ )

 

尚、先生の地元である、ここ名古屋でのセミナーは5年に1度しか行わないらしい。

先生:「5年後となると私はもう呆けてしまっており、何を喋っているのか分からないハズなので、まともな話が出来るのは今日が最後だと思います。」

⇒ 会場は大爆笑

 

フェルガード(ネタ1)~

先生:「フェルガードは、35歳までに飲み始めれば、アルツハイマー型認知症を発症する確率は限りなくゼロになるが、ここにおられる方はもう手遅れです」

⇒ 私は40代で飲み始めたが、フェルガードの効果だけで発症率をゼロにする事はできないようである。

 

フェルガード(ネタ2)~

先生:「フェルガードを飲み始めると、認知症患者が元気で若々しくなり、介護疲れで老けてしまった介護者との逆転現象が起き、介護者が悔しい思いをするので、介護者も飲んだ方が良い」

⇒ 御袋の場合、陰性(無気力・無関心状態)のアルツハイマー型認知症だったのが、フェルガードを摂取する事で活動的になり、認知機能も上がり、一人で買い物に行けるようになった。

 

最後に、先生のクリニックで患者を診察している映像が流れた。

初診時の酷い状態から劇的に改善し、家族と本人が心の底から喜んでおられる様子、そして患者本人と先生が抱き合っている様子を見て思わず涙が込み上げてきた。

両隣に座っていた女性は共に涙を拭いておられた。

 

2時間のセミナーだったが、笑いアリ・学びアリ・感動アリの凝縮された2時間であった。

参加された方の大半は、「また参加したい」 と思われたことだろう。

未だ参加した事のない方は、チャンスがあれば是非、参加されたし