■書籍「食品の裏側」-min

『食品の裏側~みんな大好きな食品添加物 (安部司 著)』

 

■書籍「買ってもいいお菓子」-min

『買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子 (渡辺雄二 著)』

 

これら2冊を購読してからの私は、スーパー、コンビニ、インターネット等で食品を購入する時は、必ず原材料をチェックするようになった。

 

また、認知症対策として御袋に摂取させているサプリメントの原材料も全てチェックしたところ、アルファベスト(カプセルタイプ)に危険性が指摘されている着色料「カラメル色素」が使わていた。

アルファベストの原材料01-min

 

以下、販売元である 株式会社HBCフナト とのQ&Aである。

 

【Q1】 原材料名の中に「着色料(カラメル)」とありますが、そもそも、体や脳を健康にする為に飲むサプリに、なぜ着色料を入れる必要があるのですか?

【A1】 カラメルは、カプセルの皮膜を着色させるために使用しています。外光から内容物を守り、中身の品質を維持させることを目的としています。

 

【Q2】 カラメル色素は、製造方法の違いにより4種類に分かれますが、御社製品は、どれになりますか?

【A2】 馬鈴薯ととうもろこしを原料とし、加熱カラメル化した後、調整、ろ過され作られております。

 

【Q3】 再度、質問させて頂きます。カラメル色素は下記の4種類に分かれますが、御社のアルファベストのカラメル色素は本当に①で間違いないでしょうか?

①カラメルⅠ:糖類のみを加熱して作る昔ながらの製法(亜硫酸、アンモニウム化合物等は使用しない)★安全だが、高コストとなる為、殆ど使用されていない製法

②カラメルⅡ:糖類に亜硫酸を加えて加熱

③カラメルⅢ:糖類にアンモニウム化合物(THI)を加えて加熱

④カラメルⅣ:糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物(THI)を加えて加熱

【A3】 カラメルⅣを使用しております。通常、カプセルの皮膜着色用で使用する原料となります。カラメルⅠは、品質が安定しないことやコストが高いことからカプセル皮膜の着色には向きません。

 

【Q4】 カラメル色素を使っていないハードカプセルやソフトカプセルのサプリメントも、市場には多く存在します。御社のサプリの内容物を守る為には、カラメル色素以外の選択肢は無いのでしょうか?

8000円もする高額なサプリに、何故、危険性を指摘する論文が数多く発表されており、WHOでも1日の摂取量を設定している化学合成カラメルを使用するのか、私には全く理解できません。

御社は一体、どのような理念でサプリメントを製造・販売しているのかご教示ください。

【A4】 以前は、ベニバナとクシナシで黄緑色の着色を行っておりましたが、品質の維持とよりナチュラルなイメージを持ってもらうためにカラメル色素に変更致しました。

サプリメントの製造において使用される各成分について、確かに危険性を唱える論文や研究があることは存じておりますので、情報収集を随時行いながらもより安心して摂取頂けるよう定期的な成分見直しとリニューアルをするなど対応に努めております。

しかしながら、全ての研究の危険性を回避しての製品の安定供給や品質保持は、弊社のみならず、多くの加工食品および健康食品において難しいかとも存じております。

アルファベストに関しましては、生ゼリー、グミ、カプセル、液状タイプのご用意がございますので、よりご心配のない商品を摂取いただけますと幸いです。

また、大変恐縮ではございますが、現在のところ御指摘の各成分について、ご納得いただける回答ではないかもしれません。

弊社がグミタイプや生ゼリータイプを販売し続けるのには、医療機関における確かな臨床と実績があるからでございます。

噛むことで唾液が分泌されて吸収性が高まることや、サプリメントが苦手な方でも「美味しく続けやすい」というお声をいただける商品であることは自負できる点でございます。

オールオーガニックを追及しての製品化は現在のところできませんが、より安心して摂取頂けるサプリメントを安定提供できる日が来るよう努めて参ります。

何卒、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

 

結局、アルファベストの摂取は継続することにした。

「”危険性”という不確かなものの回避」 よりも、今、目の前にある 「”認知症”という病気の改善」 を優先する事にした。

また、8月中旬からアルファベストの摂取量を従来の 1/3 以下に減らした途端、御袋の神経痛が再発し始めたのと、目の調子(緑内障)が悪くなってきた事も大きい。

とはいえ、従来のような1日最大13カプセルという大量摂取はヤメることにした。

 

尚、このアルファベストと構造が似たサプリメントにアルファGPCというものがある。

これとアルファベストとの違いについても、株式会社HBCフナト に問合わせたのでこれについては次回の記事で纏めることにする。