■2014年10月2日

<朝>
◎フェルガード100Mハーフ
◎果物ジュース
◎料理用のココナッツオイルでキャベツ炒め

<昼>
◎リブラT(朝用)

<夜>
◎フェルガード100Mハーフ
◎リブラT(朝用)

 

朝、私が用意した計算問題をやっておくように御袋に伝えてから外出したのだが、夜に帰宅すると、全ての計算問題(10枚分)を終えていた

しかも、問題用紙に番号を書いて解答用紙に番号を書いて、どの問題の解答がどれなのか分かるようにしていた。

認知機能と行動力が劇的にアップしているのに驚いた。

夕食の後は、疲れている様子で直ぐに就寝。

最近は、部屋の照明を自分で消せずに「消して」と私に頼む事が無くなった。

「フェルガード100Mハーフ」×2袋
「リブラT(朝用)」
×2袋 

は、今のところベストと言える。

 

■2014年10月3日

<朝>
◎フェルガード100Mハーフ
◎果物ジュース

<夕1>
◎リブラT(朝用)

<夕2>
◎フェルガード100Mハーフ

<夜>
◎リブラT(朝用)

 

■MRI

既に3日間、風呂に入っていないため風呂に入るように言ったが、嫌々、1Fへバスタオルを持って行ったものの、ものの2分ぐらいで部屋へ戻ってきた。

時間がないので諦めて病院へ。

朝の10時からMRIの検査を予約しており、私は検査室の外で待っていたのだが、10分程で看護婦さんが出てきた。

看護婦さん:「途中で検査を中止する事になりまして・・・」

:「はい???」

すると、御袋が検査室から出てきた。

看護婦さん:「我慢できなかったらしくて・・・」

:「ええ!? 検査を途中で放棄したって事ですか?」

看護婦さん:「はい。検査は出来ておりませんので、検査費は無料となります」

とりあえず、看護婦さんに謝罪して病院を出た。

 

:「おっかさん、どないしたんや?」

:「痛いわけやないけど、煩くて我慢できんかってん」

:「俺もMRIの経験は無いけど、そんな煩かったん?」

:「なんで、こんな検査、私に受けさせたん?」

:「こないだ、病院で脳の健康診断受けた時に、精密検査を受けておく事になったやろ?」

:「そう・・・ それで、検査結果は?」

:「途中で検査を放棄したから検査結果は無いよ」

このやり取りを10分間で5回ほどループ。

相当なストレスだったようで、元々、疲れ気味だった顔が、さらにやつれていた。

御袋の場合、症状から見てアルツハイマー型認知症である事はほぼ確実であり、今更こんな検査をしても無意味だし可哀想なだけなので、MRIは諦める事にした。

腹が減ったので、2人で吉野家の牛丼を食べに行ったが、吉野家でも再び同じ話のエンドレスループとなり、牛丼が冷めてしまった。

 

その後 ~

:「そや! おっかさん、緑内障の定期検診、今から行こか?」

:「よっしゃ! 行こ!」

10分後 ~

:「さぁ、おっかさん、着いたで」

:「何処に?」

:「いや、そやから目医者やんか」

:「あんた、目 悪いの?」

:「・・・ おっかさん、緑内障やろ? 定期検診、今から受けに行くんやで」

:「それやったら 行かんでええ」

とりあえず、無理やり連れて行ったが、院内では変な言動は全く無し。

看護婦さんや先生と話をすると、それなりに緊張感があるのか、脳が活性化しているようで、帰る時には顔もシャキンとしており、その後で薬を貰いに行く必要がある事も覚えていた。

 

その後、依頼しておいた「フェルガード100Mハーフ」を取りに病院へ。

既に御袋と行くのは3回目だが、当然、道などは全く覚えておらず、一人で行くのは100%不可能な状態。

MRIを途中放棄した事は、既に看護婦さんに連絡が入っていたようで、笑いながら「ダメだったみたいですね」と言われ、私も思わず笑いながら「申し訳ありません」と謝っておいた。

フェルガードを処方して貰った後、前回の健康診断で胸に影が写っていたので、CT検査を受けるように言われた。

 

病院からの帰り道 ~

:「お腹すいたなぁ。 朝から何も食べてへんしなぁ」

1時間前に牛丼を食べた事は既に忘れているようである。

仕方ないので、今度はラーメンを食べてから家へ帰った。

よほど疲れたのか、リブラを飲むと、倒れるように寝てしまった。

起きてくると、やたら元気になっており「頭 軽なったぁ~」と上機嫌である。

今がチャンスと思い、フェルガードを飲ませた後、「おっかさん、風呂入りや」と言うと、今度は素直に、「よっしゃ! 入るわ!」と言ってくれた。

疲れている時に風呂を勧めても嫌がるだけなので、風呂は比較的元気な時に勧めるのが良さそうである。

「風呂に浸かりながら、アイスクリーム食べたら美味しいでぇ」とアイスを渡しておいたので、風呂から上がると「気持ち良かったぁ~」と「美味しかったぁ~」を連呼していた。