■2015年2月18日
<朝>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×5)
◎PS
◎DHA(NOW社)
◎レスベラトロール
◎果物ジュース
<昼>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
<夜>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×5)
◎PS
◎レスベラトロール
◆ケイ素(シリシア)
2014年8月に御袋が認知症を発症してからは、お金の管理は全て私が行っている。
親父の年金、御袋の年金、私の収入によって、光熱費、水道代、新聞代、食費、医療費、サプリ代(実はこれが最も高額)等を支払っている。
本日は御袋と一緒に銀行へ行き、満期になった定期預金を普通預金へ移し、一部を引き出す為に御袋に用紙への記入をしてもらったのだが・・・
■住所が書けなかった。
⇒ しかも全く書けない状態
■自分の名前が書けなかった。
⇒ 最初の一文字目が書けない状態
銀行の窓口では、
母:「さっきまで寝てたもので、寝ぼけてしまって・・・」
と笑って誤魔化していたが、ここ最近(特に今日)のボケ方は酷い。
出だしを私が言うと、漢字は少し間違いながらも書けたものの、字も汚いし、以前の御袋の字とは雲泥の差である。
よく考えたら、認知症テスト「長谷川式簡易知能評価スケール」って、自分の名前や住所を書いたりしないし、自分の名前や住所を書くという行為そのものが、久しぶりのハズである。
とはいえ、自分の名前が書けないとは・・・
その後、ピアノのKAWAIへ、ピアノの現物を見に出掛けた。
車の中で何度もピアノの現物を見に行く事を説明したが、店の近くに来た頃には、「ところで、何処に行くの?」 という状態。
10分後 ~ メゲそうになりながらも、遂に到着!
いざ、KAWAIのショールームに入ると、一気にテンションが上がり、置いてあるピアノを片っ端から触りまくっている。
また、手前には透明のグランドピアノが置いてあり、思わず二人で
「ほぉ~~~!」 と唸ってしまった。
値段を見ると・・・ 640万円!
本来、”弾く”、”聴く”ためのピアノであるが、これはもう”魅る”ためのピアノであり、高級インテリア商品といった感じである。
賛否両論あるだろうが、発想が素晴らしいと感じた。
銀メッキとクリスタルで構成されており十分に美しいのだが、クリスタル部材に上手くカッティングデザインを施し、LEDを照射するようにすれば、さらに美しくなるのでは ・・・
金メッキの場合は・・・ と色々考えてしまった(笑)
その後、営業担当の方に色々と説明してもらい、”CN25”という型式をその場で購入。
(因みに、買ったのは”プレミアムローズウッド調仕上げ”という色違い)
土曜の午前中に納品してもらう事に決まった。
本来なら、直営店での購入はネットでの購入に比べて割高になるのだが、ピアノ教室の先生の紹介という事で、ネットでの最安値と殆ど変わらない値段に。
3Fの御袋の部屋への設置を依頼したので、その分だけ設置費用が追加発生。
帰宅すると、御袋は疲れた様子で倒れるように寝てしまった。
今日は朝からずっと眠そうで、ケイ素水の摂取と散歩を始める前の状態に戻った感じである。
夜 ~
今日は久しぶりに牛肉のステーキにした。
牛肉は正月以来である。
牛肉は、腸内環境を著しく悪化させるし、血管を汚すので、御袋が認知症になってからは、我が家では殆ど食べないようにしているが、経験上、牛肉は元気が出るのも確かなので、今日はそちらを優先した。
久しぶりの牛肉に、親父も御袋も 「美味しいぃぃ!」 と全部残さずに食べてくれた。
夕食後 ~
母:「今日、なんか楽しい事あったんやろか? う~ん、なんかあったような気がするんやけど・・・」
⇒ 既にピアノの記憶が飛びかけている。
私:「おっかさん、ピアノやろ? 今日、ピアノ見に行って購入したやろ? 土曜にはおっかさんの部屋に設置されるで」
母:「あっ! そうそう! 思い出したわ! 嬉しいぃぃ!!!
え? いつ? いつ送ってくんの?」
私:「土曜やで」
母:「土曜? 今日は何曜?」
私:「今日は水曜やから、もう直ぐやで」
その後も、同じ説明を5回ほど繰り返し、それが終わると今度は明日の朝食の話の永久ループへ突入。
ようやく、御袋の部屋で説明が終わり、「ほんだら、お休み」 と言って部屋へ戻ると、1分後に、「ドタドタドタッ!」 と慌ただしく私の部屋へ入ってきて
母:「明日、朝食どうすんの?」
私:「いや、おっかさん、もう準備は出来てるから何も気にせんと寝たらええよ」
母:「気にせんと寝てええんやな?」
私:「早よ寝んと睡眠不足になるで」
で、一旦、自分の部屋へ戻ってくれたものの、1分後には再び戻ってきて同じ質問を繰り返し、5回目でようやく終了した。
その後、緑内障の目薬の事を思い出して、「おっかさん、これ!」 と言って差し出すと
母:「何これ? 飲むの?」
このリアクションは今日が初めてではないが、やはりショックである。
僅か3週間前、認知症テスト 「長谷川式簡易知能評価スケール」 が14点から21点に上がって喜んでいた事が、まるでウソのようである。
本当に今後も認知症を改善していく事などできるのだろうか・・・
今はピアノだけが頼りである。