■2015年1月1日
<朝>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎アルファベスト(カプセル×4)
◎DHA&EPA&PS&レシチン 3錠
◎果物ジュース
<昼>
◎NEWフェルガードLA
<夜>
◎NEWフェルガードLA
◎フェルガード100M
◎リブラT(朝用)
◎DHA&EPA&PS&レシチン 3錠
◆ケイ素(シリシア)
1月1日 ~
年に1度、兄夫婦が来る日である。
二人が来る前に、少しでも御袋の認知機能をアップさせておこうと思い、朝から御袋を連れて買い物に行った。
兄貴には、御袋の病気の事は伝えてあるが、病気になってから会うのは今日が初めてである。
どんな展開になるのか・・・ かなり不安である。
昼になり、兄夫婦がやってきた。
兄:「おめでとうさん!」
健康の為に、少しは痩せているかと思ったが、去年と変わらずである。
若い頃の兄貴は、今風に言えば、細マッチョだったが、今は、スリーサイズが 100cm・100cm・100cm のドラム缶状態である。
便通も悪いらしく、1週間に1度しかしないようで、オナラは涙が出るほど臭いという。
また、ゲップをしたら、口からオナラが出たと言うので、かなりヤバイ状態である。
こんな状態を続ければ、近いうちに100%病気になるであろう。
また、認知症になるリスクも相当アップしているハズである。
御袋に続いて、いつ親父が認知症を発症するか分からない状況なのに、兄貴までもが認知症になった日には、たまったもんじゃない。
1度、病気をして、本気で体質改善を図るようになった方が良いのかもしれない。
認知症を発症するよりは遥かにマシである。
御袋の方はというと、一見、認知症を発症する前(去年の正月)と変わりなく、ホッとしていたのだが・・・
恒例のすき焼きの最中に事件は起こった。
丸々と太った兄貴のカエルの様なお腹を見ながら、御袋が兄貴に言った。
母:「ご両親は太ってるの?」
私: ウッ!!! (一瞬、凍りつく私)
兄:「普通や」
御袋の痛い質問に対して動じることなく、いたって冷静に答える兄貴。
さすがは兄貴である。
ここで、「俺が誰か分からんの!?」 と突っ込みを入れた日には、楽しいハズの正月がぶち壊しである。
その後は、特におかしな状況になる事なく、年に1度の家族全員での食事も無事終了。
二人が帰った後・・・
母:「さっきの子たちは、あんたと同級生やろ?」
私:「おっかさん、何を言うてんねや! 兄貴や! おっかさんの息子や!」
母:「えぇ~!!!???」
私:「 ・・・ 」
もはや、返す言葉もなく、遂に兄貴の事も忘れてしまったのか、とショックのあまり呆然となってしまった。
いつかは、このような日が来るかもしれないとの覚悟はあったが、まさか、これほど早くこの日が来るとは思っていなかった。
2~3日前は、ここまではボケていなかった。
母:「また今年も彼女連れて来るんやろ?」
私:「彼女じゃなくて、嫁さんやろ?」
母:「えぇ!? 正式に結婚したん!?」
まぁ、これでも十分にボケてはいるものの、今日のボケに比べたら可愛いもんである。
今の家に引越しをして既に18年。
その間、兄貴の顔を見るのは年に1度しかないとはいえ、自分の息子である。
容姿の情報、声の情報、その他にも色んな情報が脳の奥深くに保存されているハズである。
それら全てが、これほど早く消滅してしまうというのが、どうしても信じられない。
8月に認知症を発症してから、短期的には劇的に症状が良くなった事もあるが、実際には認知機能の低下は確実に進行しているのかもしれない。
このペースで悪化すると、1年後には私や親父の事も分からなくなる可能性がある。
手遅れになる前に早く次の一手を打たねば!